2006年01月16日

SEVEN / ソフト・マシーン 4

SEVEN

1. NETTLE BED
2. CAROL ANN
3. DAY‘S EYE
4. BONE FIRE
5. TARABOS
6. D.I.S.
7. SNODLAND
8. PENNY HITCH
9. BLOCK
10. DOWN THE ROAD
11. THE GERMAN LESSON
12. THE FRENCH LESSON

MIKE RATLEDGE  ORGAN、SHINTH、ELP
KARL JENNKINS  OBOE、SAX、ELP
JOHN MARSHALL  DRUMS
ROY BABBINGTON BASS

1973

前作で持ち込まれたジェンキンスの方法論がさらに前面に出て、ホッパーからバビントンにベースが代わりリズムキープに専念する彼のスタイルが刷新化に拍車をかけている。また、彼も元ニュークリアスである。
唯一残ったオリジナルメンバーのラトリッジは意外とニュークリアス勢の中に溶け込んでいるように見える。ジェンキンスが彼をシンボライズする事により巧みに過去との辻褄を合わせようとする配慮のお陰かも知れない。そもそもラトリッジのような個性的で知的なソロイストは滅多にいないのでシンボライズするにはもってこいなのだが。
賛否両論はあるかも知れないが、これまでのマシーンには無かったある意味完結した世界観があり、聞き易くてとても完成度の高いものになっている。そして、ラトリッジのソロもたっぷり聴けるのも嬉しい。過去のような青年の蹉跌や葛藤の様な青臭い文学的魅力はないが成熟した大人の説得力と機知がある。大変よく出来たカッコいい作品である。

インパクト  90
テクニック 100
ポップ性   95
コンセプト  95
センス   100

Seven
Seven


COWBELL

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「♪カステラ1番、電話は2番、3時のおやつは文明堂〜♪」初めてテレビに登場したのは昭和37年です。


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