2006年03月20日

鬱/ピンク・フロイド 5

- A Momentary Lapse of Reason  (全英・全米3位)




1987

[曲目リスト]
1.生命の動向
2.幻の翼
3.戦争の犬たち
4.理性喪失
5.現実との差異
6.空虚なスクリーン〜輪転
7.ニュー・マシーン PART1
8.末梢神経の凍結
9.ニュー・マシーン PART2
10.時のない世界

ロジャー・ウォーターズを除く3人のメンバーによって制作された、新生ピンク・フロイドの87年作品。デヴィッド・ギルモアを中心にサウンドを重視し、かつてのフロイドを思わせる内容になった。

前作『ファイナル・カット』発表後の1985年、ロジャーが正式にピンク・フロイドを脱退。それによってバンドは解散すると見られていたが、デヴィッド・ギルモアとニック・メイスンはバンドの存続を表明。新作のレコーディングに入ることを発表した。

しかし、自分自身こそがピンク・フロイドであると考えていたロジャーはそのことを認めず、「ピンク・フロイド」という名称を使用しないよう訴え、裁判を起こした。結果的には、ピンク・フロイドの名前の使用は認められ、ロジャー側が敗訴という形になった(ただし、ライブ等での楽曲の使用料をロジャーに払うようにと、ある程度ロジャーの訴えも受け入れられた)。

ピンク・フロイド名義ではあるが、本作は実質的にはギルモアのソロアルバムと言える。クレジットこそあるものの、ニックもドラムをほとんど叩いておらず、多くのサポート・ミュージシャンが参加して制作された。また、レコーディング終盤にはバンドを離れていたリチャード・ライトも呼び寄せられ、いくつかの曲で演奏している(その後のワールド・ツアーにも参加)。

それまでの大作主義やコンセプト思考は捨て、いずれもコンパクトな楽曲が並んでいる。しかし、それまで専門的な形で作詞をしたことのなかったギルモアは、詞を書くということに苦労したという。

ロジャー・ウォーターズはこのアルバムについて、「非常に精巧に作られたピンク・フロイドの贋作」と切り捨てた。中心人物だったロジャー抜きということもあって、バンドを不安視する声や批判もあったが、全英・全米3位という大ヒットを記録した。アルバム発表後のツアーも成功を収め、フロイド神話の力を見せつけた。

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1. PINK FLOYD: A MOMENTARY LAPSE OF REASON  [ 美響乱 ]   2006年03月20日 19:27
本作はファイナル・カットから4年6ヶ月ぶ
2. PINK FLOYD: A MOMENTARY LAPSE OF REASON  [ 美響乱 ]   2006年03月20日 19:29
本作はファイナル・カットから4年6ヶ月ぶ
3.  ピンク・フロイド 〜鬱  [ 70s〜80sの洋楽 おすすめCDレビュー ]   2006年04月10日 11:27
だれがなんと言おうとピンクフロイド・・・鬱 前作、ファイナル・カットから4年6ヶ月後の1987年 リリースされた ピンクフロイド 「鬱」 前作「ファイナル・カット」のあと、ピンク??e_c??

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