2005年12月12日
ISLANDS / King Crimson
1.FORMENTERA LADY
2.SAILOR’S TALE
3.THE LETTERS
4.LADIES OF THE ROAD
5.PRELUDE:SONG OF THE GULLS
6.ISLANDS
ROBERT FRIPP GUITAR,MELLOTRON,PETER’PEDAL,HARMONIUM
MEL COLLINS FLUTE,BASS FLUTE,SAXES&VOCALS
BOZ BASS,LEAD VOCALS
IAN WALLACE DRUMS,PERCUSSION&VOCALS
PETER SINFIELD WORDS,SOUNDS&VISIONS
KEITH TIPPET PIANO
PAULINA LUCAS SOPRANO
ROBIN MILLER OBOE
MARK CHARIG CORNET
HARRY MILLER STRING BASS
1971 E.G.RECORDS
前作よりもクールな作風で、ポストフリージャズまたは、ニュージャズに近い雰囲気がある。全体的にアンニュイを感じるが、よく聴けばかなり繊細な演奏で満たされた味わいの深いアルバム。
これを最後にグループのブレインでもあるシンフィールドが脱退してしまう。
<FORMENTERA LADY>
ゆっくり静かにアルバムの幕を開ける。ボズの優しいボーカルが心地よい。後半部でのコリンズのサックスは、フリーフォームでありながらも美しいメロディーを奏でる。まるで、ファラオ・サンダースのアルバムを思わせるポストフリージャズ的な空気感。とても趣味の良い繊細なアレンジが光る曲。
<SONG OF THE GULLS>
室内楽的小作品。マイケル・ナイマンの映画音楽だと言われても信じてしまいそうな曲。
<ISLANDS>
曲、詩ともに素晴らしいバラードの名曲。ティペットのピアノが美しく、チャリグのトランペットも歌心があり心に染みる。バックで密かに鳴り続けるのはフリップが教会から払い下げて来たハーモニウム。
インパクト 60
テクニック 95
ポップ性 70
コンセプト 85
センス 100
COWBELL
アイランズ(紙ジャケット仕様)
「♪カステラ1番、電話は2番、3時のおやつは文明堂〜♪」初めてテレビに登場したのは昭和37年です。