ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター

2008年05月11日

復活第2弾アルバム+α初来日公演が決定!/VAN DER GRAAF GENERATOR

トライセクター



ピンク・フロイドやキング・クリムゾン、ジェネシスらと共に、70年代初頭のプログレッシヴ・ロック・シーンの一翼を担った英国のバンド、ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーター。復活第2弾アルバム『Trisector』を5月21日にリリースする彼らが、待望の初来日公演を行なうことが決定した。
 
 ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーターは、孤高のヴォーカリスト、ピーター・ハミルを中心に、1967年結成。哲学的な歌詞と実験性に富んだアヴァンギャルドな音世界で、英国のみならず、ヨーロッパ全土で人気を博した。1978年に解散。2004年に再結成を果たし、翌2005年に28年ぶりのスタジオ・アルバム『Present』を発表。往年のファンを狂喜させた。
 
 今回の来日メンバーは、ピーター・ハミル以下、ヒュー・バントン、ガイ・エヴァンスの3人。これまで、ピーター・ハミルのソロでの来日公演はあったものの、ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーターとしての来日公演は、今回が初。リアルタイム世代はもちろん、すべてのロック・ファン必見のステージとなりそうだ。
 
 〈VAN DER GRAAF GENERATOR 来日公演〉
 6月27日(金)、28日(土)、29日(日) 東京 渋谷 O-West
 料金:自由席 ¥15,000/立見 ¥9,000(前売・すべて整理番号付)
 問い合わせ:Office Ohsawa (info@bigstream.co.jp)

bounce.com

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2008年02月10日

H To He Who Am The Only One/VAN DER GRAAF GENERATOR 4

H to He, Who Am the Only One


1970

[曲目リスト]
1. Killer
2. House With No Door
3. Emperor in His War Room (Pt. 1: The Emperor, Pt. 2: The Room)
4. Lost, Pt. 1: The Dance in Sand and Sea, Pt. 2: The Dance in the Frost
5. Pioneers over C.

Guy Evans   drums, percussion, tympani
Hugh Banton  organs, piano, bass on 2,5, vocals
Peter Hammill lead vocal, guitar, piano on 2
David Jackson saxes, flute, vocals

guest:
Robert Fripp  guitar on 3
Nick Potter    bass on 1,3,4

Following the Release of the Bands Studio Album present, the Van Der Graaf Generator Catalogue is Finally Being Remastered (By Peter Hammill). Each Comes with Bonus Tracks, Many of which Are Previously Unreleased and Eagerly Awaited by their Many Fans (Whom Include Graham Coxon, John Lydon, Julian Cope, George Martin and Chilli Peppers Guitarist John Frusciante to Name a Few.)

第三作。ベースのニック・ポッターが脱退。KING CRIMSON のロバート・フリップがゲストとして参加している。
ハミルの歌詞の世界は、SF的なタイトルが示すように、内省的なものから空想物語、ゴシック趣味と様々な広がりを見せている。

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2008年01月14日

The Least We Can Do Is Wave To Each Other/ Van Der Graaf Generator 5

The Least We Can Do Is Wave to Each Other


1969

[曲目リスト]
1. Darkness(11/11)
2. Refugees
3. White Hammer
4. Whatever Would Robert Have Said?
5. Out of My Book
6. After the Flood

Guy Evans   drums, percussion
Hugh Banton  piano, organ, backing vocals
Nick Potter  bass, guitar
Peter Hammill  lead vocals, acoustic guitar, piano on 2
David Jackson  alto & tenor saxes, flute, backing vocals
guest:
Gerry Salisbury  cornet
Mike Hurwitz  cello

1969年発表のセカンド。実質ファーストと捉えるファンも多い。このラインナップからベストメンバーとして暫く活動。
サイケデリックなムードを醸し出し、ハミル中心にした個性的な演奏スタイルが功を奏した作品。バロック音楽とハードサウンドの融合も聴きもの。

60年代サイケデリックファンにもオススメの傑作!!

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2008年01月13日

ディスコグラフィー/ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター (Van Der Graaf Generator) 1

ピーター・ハミル(Vo)による内省的且つ哲学的な歌詞を前面的に出したサウンド。

結成時〜1stまでは、サイケデリック・ロック要素の強いフォーク・ロックである。またこの時期はクレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウンの影響も見られる。

1969年〜1976年までは、バントンの教会音楽風のオルガンとジャクソンのサックス/フルート(特にテナーとアルト二本のサックスを同時に吹き鳴らすダブル・ホーンが特徴的)を核としたサウンドである。

1977年〜1978年のヴァン・ダー・グラーフ時代には、バントンとジャクソンが脱退してしまったため、グラハム・スミスのヴァイオリンをフィーチャーしたサウンドに変化した。 この時期のハミルのギター、ポッターのベースともにかなりアグレッシヴな演奏となっており、このサウンドは後にハミルが結成するKグループに引き継がれている。

2007年現在ではジャクソンが脱退したため、ハミル、バントン、エヴァンスのトリオと言う今までにない編成になった。そのため演奏面ではバントンのオルガンとハミルのギター/ピアノを核としたサウンドになった。


[逸話・その他]
ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター(ヴァン・ダー・グラーフ式発電機)と言う奇妙なバンド名の名付けの親は、創設メンバーのクリス・ジャッジ・スミスである。

ピーター・ハミルは、1972年までのVDGGではエレクトリック・ギターを弾かないと決めていた様で、アコースティック・ギターのみを弾いている(1968年のシングルのみエレクトリック・ギターを弾いている)。

VDGGでエレクトリック・ギターを弾き始めたのは1974年以降である。 再結成前にVDGGのメンバーと録音したソロ・アルバム「ネディアーズ・ビッグ・チャンス」が影響していると言われている。

[ディスコグラフィー]

スタジオ・アルバム
The Aerosol Grey Machine (1969年 第3期〜第4期)
The Least We Can Do Is Wave To Each Other (1970年 第5期)
H To He Who Am The Only One (1970年 第5期〜第6期)
Pawn Hearts (1971年 第6期)
Godbluff (1975年 第7期)
Still Life (1976年 第7期)
World Record (1976年 第7期)
The Quiet Zone/The Pleasure Dome (1977年 第8期)
Present (2005年 第10期)
Trisector (2008年発表予定 第11期)

ライヴ・アルバム
Vital / Van Der Graaf Live (1978年 第9期)
Maida Vale / BBC (1994年 第6期〜第7期)
Real Time (2007年 第10期)

コンピレーション
Time Vaults (1982年 第6期解散後から第7期結成までの間のデモ・セッション集)
First Generation(Since From 1969-1971) (1986年 第5期〜第6期)
Second Generation(Since From 1975-1977) (1986年 第7期〜第8期)
I Prophesy Disaster (1993年 第3期,第5期〜第9期)
The Box (2000年 第3期,第5期〜第9期)
An Introduction (2000年 第5期〜第8期)

シングル
People You Were Going To / Firebrand (1968年 第3期 クリス・ジャッジ・スミス在籍時)
Afterwards / Necromancer (1969年 第3期 クリス・ジャッジ・スミス脱退後、アメリカ盤のみ)
Refugees / The Boat Of Millions Of Years (1970年 第5期)
Theme One / W (1971年 第6期)
Wondering / Meurglys III (1976年 第7期)
Masks Part 1/ Masks Part 2 (1976年 第7期)
Cat's Eye/Yellow Fever (Running) / Ship Of Fools (1978年 第8期(A面)、第9期(B面))

その他
・Guy Evans & Peter Hammill / The Union Chapel Concert (1997年)
 ※DGG名義での“Lemmings”を収録している。
・eter Hammill / Fool's Mate (1970年)
 ※“Imperial Zeppelin”、“Happy”、“Re-Awakening”、“Sunshine”、“Child”、“Summer Song (In The Autumn)”、“The Birds”をVDGGのメンバーと録音している。
・Peter Hammill / Chameleon In The Shadow Of The Night (1972年)
 ※“Rock And Role”、“(In The) Black Room / The Tower”をVDGGのメンバーと録音している。
・Peter Hammill / The Silent Corner And The Empty Stage (1974年)
 ※“Forsaken Gardens”、“Red Shift”、“A Louse Is Not A Home”をVDGGのメンバーと録音している。
・Peter Hammill / Nadir's Big Chance (1975年)
 ※全曲VDGGのメンバーと録音している。
・Judge Smith / Curly's Airships (2000年)
 ※ピーター・ハミル、ヒュー・バントン、デヴィッド・ジャクソン、ジョン・エリス、アーサー・ブラウン等参加。
 「もしもスミスが脱退せずにVDGGを率いていたら・・・」を想像させる作品となっている。
・The Long Hello / Volume Four (1993年(オリジナルは1983年))
 ※1993年の復刻CDに「The Long Hello」1st時のアウトテイク(エヴァンス、ジャクソン、バントン、ピエロ・メッシーナ(g)による)“Looking At You”を収録している。
・Eyewitness - A Tribute To VDGG (1995年)

映像作品
Inside Van Der Graaf Generator The Definitive Critical Review
 (2005年 第5期(1970年)、第6期(1972年)、第7期(1975年)のライヴ映像を収録している。)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

The Least We Can Do Is Wave to Each Other


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The Aerosol Grey Machine/VAN DER GRAAF GENERATOR 4

Aerosol Grey Machine


1969

[曲目リスト]
1. Afterwards
2. Orthenthian st pt 1
3. Orthenthian st pt 2
4. Running back
5. Into a game
6. Aerosol grey machine
7. Black smoke yen
8. Aquarian
9. Necromancer
10. Octopus

Hugh Robert Banton:piano,organ,vocals.
Keith Ian Ellis:bass,vocals.
Guy Randolph Evans:drums
Peter Joseph Andrew Hammill:vocal,acoustic guitar

スターティングメンバー4人にフルート奏者Jeffの5人で1968年7月31日に僅か12時間で録音されたといわれるデビューアルバム。本国イギリスでは発売されず、米国Mercuryレーベルより発売。

「Neccromancer」の代わりに「Giant Squid」という曲が収録されているアルバムが出回り、貴重価値として人気を呼んでいる。
変拍子の多用、大作など、プログレ仕様な作品。美しいハミルの声が聴ける"Afterwards"が絶品。
キース・エリスは録音後に脱退となった。

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