カン

2009年03月03日

Soon Over Babaluma / Can 4

Soon Over Babaluma
Soon Over Babaluma
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1974

[曲目リスト]
1. Dizzy Dizzy
2. Come Sta, La Luna
3. Splash
4. Chain Reaction
5. Quantum Physics

ダモ鈴木の代わりにミヒャエル・カローリ、イルミン・シュミットが交互でヴォーカルをとっている。
今まで以上に実験的かつポップな傑作で、且つ、似非ラテン音楽をコンセプトにしたアルバム。「Chain Reaction」はラテンの熱を感じさせない機械的狂騒サンバである。

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2007年03月04日

Can/ディスコグラフィー

カン(Can)は、1968年に西ドイツで結成されたロック・グループ。1970年代後半のパンク・ニューウェーブ、そしてエレクトロニック・ミュージックに大きな影響を与え、クラウト・ロックの中でも最大級の賛辞を送られているバンドである。


ディスコグラフィー

[スタジオアルバム]

1969年 Monster Movie
1970年 Soundtracks
1971年 Tago Mago
1972年 Ege Bamyasi
1973年 Future Days
1974年 Soon Over Babaluma
1975年 Landed
1976年 Flow Motion
1977年 Saw Delight
1978年 Out of Reach
1979年 Can
1989年 Rite Time

[未発表曲集など]
1974年 Limited Edition
1976年 Unlimited Edition
1981年 Delay 1968
1995年 The Peel Sessions
1997年 Sacrilege(Remix Album)
1999年 Live

Spoon Records.com - The official Can website

2006年03月05日

TAGO MAGO/CAN 5

Tago Mago
Tago Mago


TAGO MAGO / CAN

[曲目リスト]
1.PAPERHOUSE
2.MUSHROOM
3.OH YEAH
4.HALLELUHWAH
5.AUMGN
6.PEKING O
7.BRING ME COFFEE OR TEA 

IRMIN SCHMIDT KEYBOARDS
JAKI LIEBEZEIT DRUMS 
HOLGER CZUKAY BASS
MICHAEL KAROLI GUITAR
DAMO SUZUKI   VOCALS

1971

個人的に超愛聴盤であるということを抜きにして、このCANの3rdは、大変な傑作であるとともに、ロックの歴史に於いても最重要作の一つであると思う。
実際、このアルバムが後世に与えた影響は、計り知れないものがある。それは、一般
リスナーよりも音楽関係者にである。知ってる人には常識であるが、CANの音楽は
ニューウエーヴの黎明期に於いて、その手本となり、また、オルタナティブに於いては、直接その源流となり、大きく世代を隔てた現在のヒップホップやテクノ系のアーチストにも支持者が多いなど、アヴァン・ポップのクラッシックとして圧倒的な存在感を持つ。
CANのファンの間では、5thの“FUTURE DAYS”と並んで高い評価を得る本作は、アナログではLP2枚のボリュームで顕在意識から潜在意識へ滑り落ちていくような構成も面白い。

1〜3は、文句なしにカッコいいアヴァン・ポップ。リズムもギターも最高にカッコいいアレンジで聴き所がいっぱい。囁くようにか細く歌っていたかと思うと、突然切れたようになるダモのヴォーカルもセンスの良いメロディーと相まって素晴らしい効果をあげる。
そして、曲に奥深さと風格を与えているのは、リーベツァイトのバスドラムのふみ方と、控えめだがツボにハマった鍵盤を入れるシュミットのセンスと空間処理も含め全く古さを感じさせないシューカイの編集のセンスであると思う。

4.は、長尺のCAN流ファンクサウンドが炸裂するリーベツァイト・ファン垂涎の18分。聴き所はドラムだけではないが、至高のグルーヴを聴く事ができる。このグルーヴは、ファンクからリズムのエッセンスだけを抜き取り、リーベツァイトにより精密に再構成され培養されたもので、他のメンバーのファンク的な演奏は意図的に抑えられ、むしろ異物を注入しているようでさえあり、それも意外とさり気無いため、常にリズムが肥大して現れる。この辺りがヒップホップやテクノに近いのかも知れない。

5.は、怒涛のカオスミュージックで、前半は、殆どミュージック・コンクレートであり、同時代のFAUSTのそれに近い。しかし、こちらの方が広大かつシリアスで現代曲のテープ作品等にストレートに通じている。これを受け入れるかどうかが評価を分ける所であろう。
この前半は、シュミットがテリー・ライリーと共演していた事も影響していると思われる。後半は、リーベツァイトの強力なフェイク・エスノのビートが現れ、「神秘」のピンクフロイドや「振動」のアシュ・ラ・テンペルの様なバランスで、ある意味聴きやすさを与えている。

もしも、貴方が新しい音楽を模索するクリエイターで、CANを知らないのであれば、是非このアルバムを聴いて頂きたい。このグループが多くのシンパを持つ理由が解ると思う。

インパクト 100
テクニック 100
ポップ性   70
コンセプト 100
センス   100

COWBELL

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2006年02月28日

SOUNDTRACKS/CAN 4

Soundtracks

[曲目リスト]
1.DEADLOCK
2.TANGO WHISKYMAN
3.DEADLOCK
4.DON‘T TURN THE LIGHT ON,LEAVE ME ALONE
5.SOUL DESERT
6.MOTHER SKY
7.SHE BRINGS THE RAIN

IRMIN SCHMIDT ORGAN
JAKI LIEBEZEIT DRUMS FLUTE
HOLGER CZUKAY BASS
MICHAEL KAROLI GUITAR
DAMO SUZUKI   VOCAL
MALCOLM MOONEY VOCAL on 5&7

1970

前作リリース後にムーニーが精神に異常をきたし脱退。後任ボーカリストに決まったのは、日本人のダモ鈴木で、ヨーロッパを放浪していたイラストの上手い青年であった。
カフェテラスにいたシューカイが歌いながら歩いてくる彼を見て直感で決めたらしい。
事実、彼には天性のメロディーセンスがあり、アドリブで歌う事のできるカンにとって相性の良いボーカリストであった。
そんな彼とライブやジャムを何度か行い2ndを制作しようとしたが、なかなか作業は進まず、その間に依頼の来た映画音楽の仕事をまとめたものを2ndとして発表することになる。それがこのアルバムである。
なかには、ダモが入ってすぐに録音されたものもあるらしい。

内容は短めの曲が多く少し趣の違う曲もあったりして案外聴きやすい作品かもしれない。

1.幾重にも重ねられたギターがノスタルジックで不思議なコード感覚を生み出す。

2.デリケートなボーカルと恐ろしく精緻で疾走感のあるドラムが最高。

4.ギターのコードカッティングとボーカルラインがアンニュイで良い。

5.ムーニー哀愁のファルセットとキックのイカすドラムの対比が危ない佳曲。

6.このアルバムのハイライト。ワンコードで疾走する圧巻の14分半。ベースとドラムが形成するビートはあまりにも強力でカッコいい。中間部でかぶってくるフロアー・タムが素晴らしく、スリルに溢れている。これは、前作の成果をもとにしたアレンジでカンならではの世界である。

カンの入門編としては、4thかこの2ndがよいと思う。因みに、僕が最初に聴いたのは、このアルバムである。何の予備知識も無く聴いたが、リーベツァイトのドラムにノックアウトされた。


インパクト  85                        
テクニック 100
ポップ性   80
コンセプト  90
センス   100

COWBELL

Soundtracks


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2006年02月26日

MONSTER MOVIE / Can 4

Monster Movie

1.FATHER CANNOT YELL
2.MARY,MARY,SO CONTRARY
3.OUTSIDE MY DOOR
4.YOU DOO RIGHT

IRMIN SCHMIDT ORGAN
JAKI LIEBEZEIT DRUMS
HOLGER CZUKAY BASS
MICHAEL KAROLI GUITAR
MALCOLM MOONEY VOCAL

1969

「作曲家が進んでいるのではなく、聴衆が常に時代よりも50年遅れているだけだ。」とはフランスの作曲家エドガー・ヴァーレーズの言葉である。
そしてこのドイツのグループの中心人物、ホルガー・シューカイとイルミン・シュミットは共に現代音楽、電子音楽の寵児カールハインツ・シュトックハウゼンの門下生であり、新しい音楽を作り出す事を当然のように目指していた。
ホルガーは無名だったがシュミットは既に指揮者としてのキャリアがあった。リーベツァイトは、アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ等のフリージャズ作品に参加するなど気鋭のドラマーであったが、単調なリズムの反復によるビートへ強い関心を寄せていた。
ギタリストのカローリはシューカイが音楽教師をしていた頃の教え子でハンサムなエリートであった。グループ中最も若い彼は、ロックにリアルに反応する存在でありながらも不協和音を積極的に取り入れようとするクリエイターでもあった。
この四人の曲者に加え、ベトナム戦争の徴兵から逃れて来たアフリカ系アメリカ人のヒッピー、マルコム・ムーニーがボーカルで迎えられた。彼は、彫刻家で音楽家としては素人である。
しかし、彼の拙いボーカルは、カンの音楽にプリミティブな魅力を与えている。
そして、68年に始められたセッションは、リーダー的な存在を置かず、ジャムの中で偶発的に出た音を曲の根幹に採用するなど、平等な立場で音楽を制作しようとする姿勢と探究心が窺える。そうして出来たカンの音楽にはソロパートという概念は存在しない。
さて、この1stの音楽はといえば、やはり驚くほどの時代との隔たりを感じさせる。
1.3.はとても早すぎるパンク、ニューウエーブにも聴こえる。
WIRE、P.I.L、THIS HEAT等が強くカンの影響を受けている事と無関係ではないだろう。
1.でのドラムとベースが紡ぎだすビートはとても69年とは信じがたいセンスで、特に中間部でオルガンであろうか(?)スクラッチのような音がビートにかぶって来るあたりは電子音楽に通ずるセンスでさすがと思わせる。
4.はアナログ盤のB面をすべて使った長大なる問題作で、このセッションの率直なレポートともとれる反復を基調とした楽想で、理性的なトライヴァルなビートと野放しのムーニーの念仏のようなボーカルが面白い。そして随所で見せるハイセンスなアレンジが素晴らしい。
このアルバムの全曲、カンの他の全てのアルバムに言える事だが、リーベツァイトのドラムが本当にカッコいい。カンの作品はドラムを聴くだけでも価値がある。

インパクト  100
テクニック   95
ポップ性    60
コンセプト  100
センス    100
Monster Movie


COWBELL

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「♪カステラ1番、電話は2番、3時のおやつは文明堂〜♪」初めてテレビに登場したのは昭和37年です。


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