ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター
2008年01月13日
ディスコグラフィー/ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター (Van Der Graaf Generator)
ピーター・ハミル(Vo)による内省的且つ哲学的な歌詞を前面的に出したサウンド。
結成時〜1stまでは、サイケデリック・ロック要素の強いフォーク・ロックである。またこの時期はクレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウンの影響も見られる。
1969年〜1976年までは、バントンの教会音楽風のオルガンとジャクソンのサックス/フルート(特にテナーとアルト二本のサックスを同時に吹き鳴らすダブル・ホーンが特徴的)を核としたサウンドである。
1977年〜1978年のヴァン・ダー・グラーフ時代には、バントンとジャクソンが脱退してしまったため、グラハム・スミスのヴァイオリンをフィーチャーしたサウンドに変化した。 この時期のハミルのギター、ポッターのベースともにかなりアグレッシヴな演奏となっており、このサウンドは後にハミルが結成するKグループに引き継がれている。
2007年現在ではジャクソンが脱退したため、ハミル、バントン、エヴァンスのトリオと言う今までにない編成になった。そのため演奏面ではバントンのオルガンとハミルのギター/ピアノを核としたサウンドになった。
[逸話・その他]
ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター(ヴァン・ダー・グラーフ式発電機)と言う奇妙なバンド名の名付けの親は、創設メンバーのクリス・ジャッジ・スミスである。
ピーター・ハミルは、1972年までのVDGGではエレクトリック・ギターを弾かないと決めていた様で、アコースティック・ギターのみを弾いている(1968年のシングルのみエレクトリック・ギターを弾いている)。
VDGGでエレクトリック・ギターを弾き始めたのは1974年以降である。 再結成前にVDGGのメンバーと録音したソロ・アルバム「ネディアーズ・ビッグ・チャンス」が影響していると言われている。
[ディスコグラフィー]
スタジオ・アルバム
The Aerosol Grey Machine (1969年 第3期〜第4期)
The Least We Can Do Is Wave To Each Other (1970年 第5期)
H To He Who Am The Only One (1970年 第5期〜第6期)
Pawn Hearts (1971年 第6期)
Godbluff (1975年 第7期)
Still Life (1976年 第7期)
World Record (1976年 第7期)
The Quiet Zone/The Pleasure Dome (1977年 第8期)
Present (2005年 第10期)
Trisector (2008年発表予定 第11期)
ライヴ・アルバム
Vital / Van Der Graaf Live (1978年 第9期)
Maida Vale / BBC (1994年 第6期〜第7期)
Real Time (2007年 第10期)
コンピレーション
Time Vaults (1982年 第6期解散後から第7期結成までの間のデモ・セッション集)
First Generation(Since From 1969-1971) (1986年 第5期〜第6期)
Second Generation(Since From 1975-1977) (1986年 第7期〜第8期)
I Prophesy Disaster (1993年 第3期,第5期〜第9期)
The Box (2000年 第3期,第5期〜第9期)
An Introduction (2000年 第5期〜第8期)
シングル
People You Were Going To / Firebrand (1968年 第3期 クリス・ジャッジ・スミス在籍時)
Afterwards / Necromancer (1969年 第3期 クリス・ジャッジ・スミス脱退後、アメリカ盤のみ)
Refugees / The Boat Of Millions Of Years (1970年 第5期)
Theme One / W (1971年 第6期)
Wondering / Meurglys III (1976年 第7期)
Masks Part 1/ Masks Part 2 (1976年 第7期)
Cat's Eye/Yellow Fever (Running) / Ship Of Fools (1978年 第8期(A面)、第9期(B面))
その他
・Guy Evans & Peter Hammill / The Union Chapel Concert (1997年)
※DGG名義での“Lemmings”を収録している。
・eter Hammill / Fool's Mate (1970年)
※“Imperial Zeppelin”、“Happy”、“Re-Awakening”、“Sunshine”、“Child”、“Summer Song (In The Autumn)”、“The Birds”をVDGGのメンバーと録音している。
・Peter Hammill / Chameleon In The Shadow Of The Night (1972年)
※“Rock And Role”、“(In The) Black Room / The Tower”をVDGGのメンバーと録音している。
・Peter Hammill / The Silent Corner And The Empty Stage (1974年)
※“Forsaken Gardens”、“Red Shift”、“A Louse Is Not A Home”をVDGGのメンバーと録音している。
・Peter Hammill / Nadir's Big Chance (1975年)
※全曲VDGGのメンバーと録音している。
・Judge Smith / Curly's Airships (2000年)
※ピーター・ハミル、ヒュー・バントン、デヴィッド・ジャクソン、ジョン・エリス、アーサー・ブラウン等参加。
「もしもスミスが脱退せずにVDGGを率いていたら・・・」を想像させる作品となっている。
・The Long Hello / Volume Four (1993年(オリジナルは1983年))
※1993年の復刻CDに「The Long Hello」1st時のアウトテイク(エヴァンス、ジャクソン、バントン、ピエロ・メッシーナ(g)による)“Looking At You”を収録している。
・Eyewitness - A Tribute To VDGG (1995年)
映像作品
Inside Van Der Graaf Generator The Definitive Critical Review
(2005年 第5期(1970年)、第6期(1972年)、第7期(1975年)のライヴ映像を収録している。)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
The Least We Can Do Is Wave to Each Other
結成時〜1stまでは、サイケデリック・ロック要素の強いフォーク・ロックである。またこの時期はクレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウンの影響も見られる。
1969年〜1976年までは、バントンの教会音楽風のオルガンとジャクソンのサックス/フルート(特にテナーとアルト二本のサックスを同時に吹き鳴らすダブル・ホーンが特徴的)を核としたサウンドである。
1977年〜1978年のヴァン・ダー・グラーフ時代には、バントンとジャクソンが脱退してしまったため、グラハム・スミスのヴァイオリンをフィーチャーしたサウンドに変化した。 この時期のハミルのギター、ポッターのベースともにかなりアグレッシヴな演奏となっており、このサウンドは後にハミルが結成するKグループに引き継がれている。
2007年現在ではジャクソンが脱退したため、ハミル、バントン、エヴァンスのトリオと言う今までにない編成になった。そのため演奏面ではバントンのオルガンとハミルのギター/ピアノを核としたサウンドになった。
[逸話・その他]
ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター(ヴァン・ダー・グラーフ式発電機)と言う奇妙なバンド名の名付けの親は、創設メンバーのクリス・ジャッジ・スミスである。
ピーター・ハミルは、1972年までのVDGGではエレクトリック・ギターを弾かないと決めていた様で、アコースティック・ギターのみを弾いている(1968年のシングルのみエレクトリック・ギターを弾いている)。
VDGGでエレクトリック・ギターを弾き始めたのは1974年以降である。 再結成前にVDGGのメンバーと録音したソロ・アルバム「ネディアーズ・ビッグ・チャンス」が影響していると言われている。
[ディスコグラフィー]
スタジオ・アルバム
The Aerosol Grey Machine (1969年 第3期〜第4期)
The Least We Can Do Is Wave To Each Other (1970年 第5期)
H To He Who Am The Only One (1970年 第5期〜第6期)
Pawn Hearts (1971年 第6期)
Godbluff (1975年 第7期)
Still Life (1976年 第7期)
World Record (1976年 第7期)
The Quiet Zone/The Pleasure Dome (1977年 第8期)
Present (2005年 第10期)
Trisector (2008年発表予定 第11期)
ライヴ・アルバム
Vital / Van Der Graaf Live (1978年 第9期)
Maida Vale / BBC (1994年 第6期〜第7期)
Real Time (2007年 第10期)
コンピレーション
Time Vaults (1982年 第6期解散後から第7期結成までの間のデモ・セッション集)
First Generation(Since From 1969-1971) (1986年 第5期〜第6期)
Second Generation(Since From 1975-1977) (1986年 第7期〜第8期)
I Prophesy Disaster (1993年 第3期,第5期〜第9期)
The Box (2000年 第3期,第5期〜第9期)
An Introduction (2000年 第5期〜第8期)
シングル
People You Were Going To / Firebrand (1968年 第3期 クリス・ジャッジ・スミス在籍時)
Afterwards / Necromancer (1969年 第3期 クリス・ジャッジ・スミス脱退後、アメリカ盤のみ)
Refugees / The Boat Of Millions Of Years (1970年 第5期)
Theme One / W (1971年 第6期)
Wondering / Meurglys III (1976年 第7期)
Masks Part 1/ Masks Part 2 (1976年 第7期)
Cat's Eye/Yellow Fever (Running) / Ship Of Fools (1978年 第8期(A面)、第9期(B面))
その他
・Guy Evans & Peter Hammill / The Union Chapel Concert (1997年)
※DGG名義での“Lemmings”を収録している。
・eter Hammill / Fool's Mate (1970年)
※“Imperial Zeppelin”、“Happy”、“Re-Awakening”、“Sunshine”、“Child”、“Summer Song (In The Autumn)”、“The Birds”をVDGGのメンバーと録音している。
・Peter Hammill / Chameleon In The Shadow Of The Night (1972年)
※“Rock And Role”、“(In The) Black Room / The Tower”をVDGGのメンバーと録音している。
・Peter Hammill / The Silent Corner And The Empty Stage (1974年)
※“Forsaken Gardens”、“Red Shift”、“A Louse Is Not A Home”をVDGGのメンバーと録音している。
・Peter Hammill / Nadir's Big Chance (1975年)
※全曲VDGGのメンバーと録音している。
・Judge Smith / Curly's Airships (2000年)
※ピーター・ハミル、ヒュー・バントン、デヴィッド・ジャクソン、ジョン・エリス、アーサー・ブラウン等参加。
「もしもスミスが脱退せずにVDGGを率いていたら・・・」を想像させる作品となっている。
・The Long Hello / Volume Four (1993年(オリジナルは1983年))
※1993年の復刻CDに「The Long Hello」1st時のアウトテイク(エヴァンス、ジャクソン、バントン、ピエロ・メッシーナ(g)による)“Looking At You”を収録している。
・Eyewitness - A Tribute To VDGG (1995年)
映像作品
Inside Van Der Graaf Generator The Definitive Critical Review
(2005年 第5期(1970年)、第6期(1972年)、第7期(1975年)のライヴ映像を収録している。)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
The Least We Can Do Is Wave to Each Other