ELP

2010年06月10日

プログレ至高の名曲「タルカス」が吉松隆の編曲によってフル・オーケストラ化。ジャケも必見! 5

タルカス
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 日本を代表する作曲家、吉松隆の新作アルバム『TARKUS(タルカス)』(COCQ-84832 税込2,520円)が7月21日にリリースされます。

 アルバム・タイトルを見てすぐにお分かりの方も多いことでしょう。そう、『タルカス』はプログレッシヴ・ロックの最高峰、エマーソン、レイク&パーマー(EL&P)が1971年に発表した2ndアルバムのタイトルです。

 今回、吉松隆の編曲により、このアルバムのタイトル曲「タルカス」がフル・オーケストラとして生まれ変わりました!

 プログレ至高の名曲として知られるEL&Pの「タルカス」は、全7曲からなる20分ほどの組曲で、キーボード、ベース(&ヴォーカル)、ドラムスという楽器編成。作曲は、キーボード担当のキース・エマーソンによるものです。

 吉松は、この作品の全曲をほぼ原曲に忠実にオーケストラ化。藤岡幸夫指揮東京フィルハーモニー交響楽団の演奏により、壮大でゴージャスな音世界が広がっています。

 そして、何と言ってもまず目をひくのが、当盤のジャケット。EL&Pの『タルカス』のジャケットに描かれている想像上の動物が、なんと実写版で登場しています!!

 アルマジロと戦車が合体したかのような動物のイラストが、立体模型で忠実に再現されているのです。マニア心を鷲掴みの心憎い企画、必見です!

 また、カップリングには同じくクラシックとロックを融合した吉松隆の『アトム・ハーツクラブ組曲』、ドヴォルザークの「アメリカ」をピアノ協奏曲に編曲したもの、そして現代音楽の名曲、黛敏郎の「BUGAKU」が収録されています。

 録音は2010年3月14日に東京オペラシティ コンサートホールで開かれた演奏会のライヴ。クラシック・ファンだけでなく、プログレ・ファンをも熱狂させた当日の空気が伝わってくるような一枚です。

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2010年04月11日

エディ・ジョブソン率いるU-Z Project、ライヴ・ベストをリリース!

U-Z Project-Best of 2009
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 6月の来日公演を記念した、エディ・ジョブソン(Eddie Jobson)率いるプロジェクト、U-Z Projectのライヴ・アルバムが発売に。

 本作『U-Z Project-Best of 2009』(KICP-1478〜9 税込3,800円)は、2009年に行なわれたツアーからベスト・トラックを厳選したライヴ・ベストで、ジョン・ウェットン、トニー・レヴィン、エイドリアン・ブリュー、サイモン・フィリップス、トレイ・ガン、グレッグ・ハウ、マルコ・ミネマンらが参加した音源がセレクトされる予定。キング・クリムゾンやU.K.楽曲を中心に、深遠なるプログレの名曲群をCD2枚にわたって収録する予定です。発売はキングレコードより6月9日(予定)。プログレ好きならマストです!
 
※6月9日発売
●『U-Z Project-Best of 2009』
(KICP-1478〜9 税込3,800円)

[収録予定曲]
・In the Dead of Night(with John Wetton)
・Caesar’s Palace Blues(with John Wetton)
・Carrying No Cross(with John Wetton)
・The Only Thing She Needs(with John Wetton)
・Red(with John Wetton)
・One More Red Nightmare(with John Wetton)
・Starless(with John Wetton)
・Indiscipline(with Adrian Belew)
・Lark’s Tongues in Aspic Pt.2(with Adrian Belew)
・Vital Transformation(with Simon Phillips)


[参加予定ラインナップ]
Eddie Jobson
John Wetton
Tony Levin
Adrian Belew
Trey Gunn
Greg Howe
Chris Robinson
Ric Fierabracci
Marco Minnemann
Simon Phillips


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「♪カステラ1番、電話は2番、3時のおやつは文明堂〜♪」初めてテレビに登場したのは昭和37年です。


2007年04月10日

ラブ・ビーチ/ エマーソン・レイク・アンド・パーマー 3

ラヴ・ビーチ

1978

[曲名リスト]

1. 欲しいのは君だけ
2. ラヴ・ビーチ
3. 恋の味
4. ギャンブラー
5. おまえのために
6. キャナリオ
7. 将校と紳士の回顧録
 1. a.プロローグ/紳士の教え
 2. b.愛を感じた時
 3. c.最前線からの手紙
 4. d.栄光の歩兵中隊(行進曲)


[内容]

 後期(再始動期)3作目にして、この時期最後のスタジオ録音アルバム。キース・エマーソンは「このアルバムを制作している最中に、メンバーと話し合って、ELPの解散を決めた」という意味の発言をしている。また、「イン・ザ・ホット・シート」のライナー・ノーツによると「契約の関係でどうしても作らなければならなかったアルバム」である。


本作は1978年にバハマで収録された。当地で収録した理由は税金の問題であるとコメントされている。1978年まで続いていた全米ツアーの後、キース・エマーソンはバハマのナッソーで休暇を過ごした。その後メンバーの2人を伴って改めてバハマ入りし、収録を開始している。


 本作の題名は、シカゴのオヘア空港で実施された「このリストの中で、ELPの次のアルバムに一番適した題名はどれですか?」というアンケートの結果に基づいていると伝えられている。一番支持を集めたのが、リストの一番下にあった「ラブ・ビーチ」で、メンバーはこの結論に否定的(俺達はビーチ・ボーイズじゃ無い、という発言があったと伝えられている)だったが、実際にアルバムを売るアトランティック・レコードはこれを気に入り、決定に至った。


 このアルバムの制作終了後、グレッグ・レイクとカール・パーマーはバハマを離れたが、キース・エマーソンはそのまま居残り、1年間ほど休暇を過ごしてから、同地で映画音楽の「インフェルノ」とソロ・アルバム「ホンキー」の制作を始めている。


[評価]

イギリスでは最高48位、アメリカでは53位(55位という説もある)。この順位が示す通り、本作に対するELPファンの判定は厳しいものであったと言える。実際、当時の日本の音楽誌のレビュー記事等を読み返してみると、おおむね否定的な批評/感想で占められている。それもかなり感情的なものが多く、ELPに対する期待が大きかった事、そして、その期待に応えて貰えなかった失望もまた大きかった事が推察される。


そんな中にあって、ロドリーゴの曲をアレンジした「キャナリオ」は、本作に否定的なリスナーも好意的だったと言われている。この作品は曲の構造やシンセサイザーの使い方などで、前期ELPの魅力を備えていると言われており、こういう作品をもっと出して欲しい、という多くのファンの要望がうかがえる。


出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ラヴ・ビーチ


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